|
|
車中泊で旅に出てみようと思ったとき、車を買い替えようかと迷った。今の車は、１０年も前の型の２５００ｃｃのエステマ。当然、燃費は悪く、走って６、７ｋｍ／㍑。軽のワゴンにすれば、かなり燃費はいいはず。
旅行に出るのに、毎日、熟睡できることと登山用品、料理道具などが積めること、そして作業用の机が設置できることが絶対条件だった。確かに軽にすれば燃費は格段に良くなるが、燃費が悪い分は宿泊経費だと思い、エステマを改良した。３列シートだったのを、３列目のシートを取り外した。１列目の助手席と２列目の６：４分割のシートの小さい席とをフラットにしてそれをベットにしている。ベットの条件は、凸凹があっては寝にくい。そこで長さ１５０センチのコンパネ（ｌコンクリート合板）をシートの上において、登山のキャンプ用のマットを敷き、その上に昔子供が使っていた掛け布団を二つ折りにしたものを永座布団カバーに入れてそれを敷布団にしている。掛け布団は、毛布１枚、薄手の羽毛布団が一枚、そして寒い時は、羽毛の寝袋を併用するという形にしている。
肩から膝ぐらいまでがきちんと平らになっていれば、ほぼ熟睡できる。
少々、寝る幅が狭いが、今のところ、大きな問題はない。登山をして疲れが抜けきれないこともないし。
机は、２列目シートの長い方を後ろに向けて、手作りの机を設置した。
ベットと机以外のところが荷物スペースとなっている。料理は、ハッチバックを開け、荷物が入っているコンテナの上でできるようにした。外で火を使うと何かと人の目が気になるが、この方法だと火を消してすぐにハッチバックを閉めてしまえば、何をしていたかわからない。
|
|
|
|
