%TITLE

移住して丸７年

　屋久島へ移り住んで丸７年経ち、ＨＰの更新も一年間のご無沙汰でした。最後にＨＰを更新したのは、昨年の３月。この一年は、「田舎暮らしの余韻」に浸っておりました。

　私は山登りが好きで日本全国の山を登ってきましたけど、中には下山口から頂上が見える山があります。疲れ果て、無事に下山口に達して、山の頂上を望んだとき、何時も大きな達成感、満足感が得られました。

　「俺はあんな所歩いて、あんなに高い山を登ったんだ。」

　「頂上からの眺めはすばらしかった。」

　「重い荷物を背負っての登りはきつかった。」

　「本当によく頑張ったな。」

　４５歳で都会から屋久島へ移住、転職、そして生活パターンやものの考え方を変えてきたこの７年間。今振り返ると、すごいことをやってきたんだと（他人から見れば無謀なこと、つまらない事に見えるのだろうけど）、自分自身驚くと同時に、自分をほめてやりたい気持ちで一杯なのです。
　屋久島へ移住して６年が経った時点で、田舎生活も仕事も予想以上に順調に軌道に乗り、その時点で一区切りが着いたと感じ、第二の田舎暮らしを進めていこうと考えていたのですが、下山後の満足感にこの一年間浸ってしまい、日々の忙しい生活をこなすだけになってしまいました。昨年、ＵＰの「移住して６年」の所で「都会生活と田舎生活で変わったところを検証していきたい」と書いていたけど、今日までそのままになってしまいました。
　ちょっと気合を入れて、書いていこうと思っています。　

　ある朝、自宅の玄関にいた可愛い野鼠。人を怖がらず、触ろうとするとほんの少し逃げるだけでした。可愛い奴だと思っていたら、それから２、３日後に自宅の天井裏に住み着いてしまいました。電気コードなどをかじられて火災の原因になると困るので、殺鼠剤で天国へ行ってもらいました。