２０１４．２．２７

屋久島へきて、11年の月日がたった。島へ来るまでは、毎年、職場の定期的な健康診断を受けていた。そこで最後に受けた検査では、血液検査などで指摘されていた項目が５つぐらいあって、とても不健康な生活を送っていたが、島に来て初めて受けた健康診断で、それがすべて改善されていたので、その後、健康診断を受けずに、７，８年たってしまった。それが半月ほど前に健康診断を受けたら、なんと、血圧が上が１５５、下が９５もあって、立派な高血圧。いつから高血圧になったのかわからないが、そういえば、母は高血圧の薬を飲んでいたし、叔父さんも高血圧だった。 ５６歳にもなると、体にいろいろな障害が出てくるのだと、痛感した次第である。 　さっそく、血圧計を買って、朝晩、測定し、体調管理を始めることにした。対処法をネットで検索すると、 　　１、食事療法（減塩と、カリウムとタンパク質の摂取） 　　２、適度な運動 　　３、肥満の解消 　だそうである。 とりあえず１の食事療法を初めて、2週間がたった。こんなに食べ物で血圧が影響を受けるのだと驚くほど日々下がり続け、今では上が１２０以下、下が８０以下となり、正常値になった。運動好きな私は、多くの汗をかくので、塩分は不足しがちではないかと、勝手に思い込み何の制限もするどころか、夏場の汗のかく時期などは、あえて、梅干しなどを積極的に食べていたのである。 　減塩は、日本の食習慣上、かなりつらいものがある。加工品には、塩を含まないものがないと言っていいほどである。毎日、血圧を記録していく中で、運動をすると血圧が下がるというのがわかったので、毎日、適度な運動をすることを心掛けて、極端に減らしてきた塩を、これからは少しずつ増やしていって、自分の適量を把握しようと思っている。 この2週間でやったこと。 　　・インスタント食品、レトルト食品を食べない。 　　・外食しない。 　　・生野菜をたべる。牛乳を飲む。 　　・塩、醤油を減らして、マヨネーズ、ケチャップ、ポン酢（無塩）を使う。